@article{oai:kitakyu.repo.nii.ac.jp:00001004, author = {御手洗, みどり and 櫟, 直美 and 楠, 凡之}, journal = {北九州市立大学文学部紀要, 人間関係学科}, month = {Mar}, note = {看護基礎教育において臨地実習は看護実践能力を培うために極めて重要な過程であると同時に臨地実習では経験ができない技術の習得や看護実践能力の強化にシミュレーション教育の必要性も高まっている。そこで臨地実習の代替としてシミュレーション教育を導入し、その効果と課題を明らかにすることを目的とした。研究対象者は看護学科4年生の老年看護学におけるシミュレーション教育を履修した15人のうち,同意を得られた13名。研究の分析方法は学生の学びのレポートから本実習での学習効果についてのデータの内容分析を行い、複数の研究者で合議した。シミュレーション教育の概要は、学生は1人の患者を2~3人で担当するパートナーシップ制を導入。模擬患者は教員が演じ、病院と施設に設定した。臨床より看護師と理学療法士1名を配置した。実習の流れは情報収集、看護過程の展開、レクレーション企画と退院支援も行った。結果として、学生のレディネスやニーズに基づき模擬患者や教材を工夫することでリアリティを促進できたこと。他職種カンファレンスや専門職の直接的な指導で学生の集中力を持続させやる気の向上させたこと。パートナーシップ制の体験と実習後のデブリーフィングにて看護の傾向と態度への気づきができたとの効果があった。今回の実習では臨床実習と同様の学習効果が得られた。}, pages = {19--30}, title = {看護学の実習におけるシミュレーション教育の学習効果--臨地実習経験のある学生の学びのレポートからの分析}, volume = {29}, year = {2022} }