@article{oai:kitakyu.repo.nii.ac.jp:00001111, author = {劉, 紅艶 and 鄧, 紅}, issue = {21}, journal = {社会システム研究}, month = {Mar}, note = {『漢書・五行志』に83条「董仲舒以為」の災異説事例がある。これらの災異説事例は、先行研究によって陰陽感応説と天譴説の二つの系統に分けられている。天譴説の「天」は人格神的存在、つまり「神霊の天」とされ、陰陽感応説の「天」は物質的な存在、つまり「自然の天」とされている。小論は先行研究を踏まえて、董仲舒の災異説を「災説」と「異説」に分ける。「災」は人類に実害を与えるもので、内容として陰陽感応説の18条事例と天譴説の「日食記事と若干の例外」を除外する26条事例である。「異」は人類実害を与えないもので、内容として「日食記事と若干の例外」とされた39条事例である。その39条事例を単独的に災異説の第三系統「異説」に分類し、その背後にある「天」は「道徳の天」とみられる。}, pages = {101--117}, title = {董仲舒の災異論について--『漢書・五行志』「董仲舒以為」を中心に}, year = {2023} }