@article{oai:kitakyu.repo.nii.ac.jp:00001116, author = {山本, 進}, issue = {156}, journal = {北九州市立大学外国語学部紀要}, month = {Mar}, note = {明初洪武年間、遼東へは貨幣がほとんど送られず、穀物や木綿などの現物が直接転運され、軍土に支給されていた。だが時代が下るにつれ、徐々に現物に替わって鈔が転運されるようになり、正統年間には山東や遼東で鈔の通用が最も盛んになった。ところが土木の変を境に銀の遼東転運が急増し、景泰・天順年間は鈔払いと銀払いとの併用期となった。その後も銀遣いの勢いは止まず、成化年間には鈔が貨幣の地位から脱落して銀の優位が強まった。弘治年間になると遼東軍土への鈔の給賞はほとんど見られなくなった。}, pages = {47--65}, title = {明代遼東の鈔と銀}, year = {2023} }