@article{oai:kitakyu.repo.nii.ac.jp:00000606, author = {印道, 緑}, issue = {15}, journal = {北九州市立大学国際論集}, month = {Mar}, note = {この論文では、初級日本語の授業において、教師が学習者の反応についてどのようなフィードバックを行っているかを明らかにすることを目的としている。90分の授業の様子をビデオに録画し、それを文字化した資料をもとに、学習者からの自発的言語行動 (learner initiatives) によって引き起こされた教師のフィードバック行動 (follow-up moves) を抜き出し、その機能を分析、分類した。語学の授業のインターアクションにおける特殊性は言語が教育の内容 (content) でもあり、また、教育の手段 (medium) でもあるという点である。一般的に語学の授業の談話 (discourse) においては、form-focused talk (文型や文法に焦点を当てた談話) とcontent/meaning-focused talk (意味や話大に焦点を当てた談話) の2つの形態が現れ、前者はnon-communicative talk、後者はcommunicative talkであるとされる。しかし、この論文ではこの2つを対立するものとしてではなく、互いに補完しあうものとしてとらえる。その上で、教師が学習者との対話を維持し、深めていくために、そのfollow-up movesがどのような役割を果たしているのかを探る。}, pages = {93--112}, title = {語学教師は学習者の自発的発話にどう対処したか}, year = {2017} }