@article{oai:kitakyu.repo.nii.ac.jp:00000767, author = {富田, 広樹}, issue = {18}, journal = {北九州市立大学国際論集}, month = {Mar}, note = {本稿では、ホセ・デ・カダルソの書簡体小説『モロッコ人の手紙』におけるスペイン人ヌーニョ・ヌーニェスとモロッコ人ベン・ベレイの対話を考察する。異邦人の目を借りた結構を有する先行作品群からの乖離と、カダルソが追及した批評のありかたを検討するとともに、スペインとモロッコのあいだに横たわる地中海がひとたびは歩み寄る二社の間で中庸の理想を語り合う場であったことを、執筆同時代の歴史的背景より明らかにする。}, pages = {105--121}, title = {ちょうど真ん中の海、中庸の海--ホセ・デ・カダルソ『モロッコ人の手紙』における地中海}, year = {2020} }