@article{oai:kitakyu.repo.nii.ac.jp:00000861, author = {野井, 英明 and 梅﨑, 惠司}, journal = {北九州市立大学文学部紀要, 人間関係学科}, month = {Mar}, note = {自然と人間の関係を考えることは、環境教育の最も基礎的な学習目標の一つである。自然と人間の関係史を知ることによって、環境問題の解決につながる新たな自然観が生まれるとする指摘もある。今回、北九州市小倉南区貫・曽根地域において、フィールドの地学と考古学、歴史学の観察によって、自然と人間の関係の歴史的変遷が理解できる野外観察プログラムを開発した。このプログラムでは、古代・中世から近世、近現代の歴史の流れのなかで「自然と共生する自然観」、「自然に挑戦する自然観と自然への畏敬の感情」、「自然を支配する自然観」を自然景観の観察から読み取ることができる。このプログラムを通じて、観察者は現代を客観的、批判的に考えることができ、地球環境問題のより深い理解と未来への展望を可能にすることが明らかになった。また、この野外観察プログラムは、防災教育の効果を併せ持つことも見いだされた。}, pages = {1--16}, title = {人間の自然観の変遷を考える野外観察プログラムの設計とその環境教育効果--北九州市貫・曽根地域を例として}, volume = {28}, year = {2021} }