@article{oai:kitakyu.repo.nii.ac.jp:00000903, author = {富田, 広樹}, issue = {90}, journal = {北九州市立大学文学部紀要}, month = {Mar}, note = {大江健三郎の小説『憂い顔の童子』のなかで作中人物のひとりが漏らす言葉は、セルバンデスの小説『ドン・キホーテ』に精通した人物として設定されている彼女にそぐわない誤謬を含んでいる。スペイン語の語彙の来歴や『ドン・キホーテ』の初版テクストに遡及しながらこの誤謬を積極的に解釈することで、作家がその作品の結末に置いた場面により複層的なハイライトをあたえた可能性を指摘する。}, pages = {17--26}, title = {薔薇と岩}, year = {2020} }