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  1. 030 紀要類
  2. 06 文学部紀要
  3. 80号

D・H・ロレンスを通して見る死の教育の必要性--「死」との対峙から「生命の輪」へ

https://kitakyu.repo.nii.ac.jp/records/232
https://kitakyu.repo.nii.ac.jp/records/232
1804d082-7a1a-4674-accd-4651c272aebf
名前 / ファイル ライセンス アクション
文-(80)-1.pdf 文-(80)-1 (1.4 MB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2012-07-25
タイトル
タイトル D・H・ロレンスを通して見る死の教育の必要性--「死」との対峙から「生命の輪」へ
言語 ja
タイトル
タイトル Assessing the Necessity of Death-education by Way of D. H. Lawrence
言語 en
言語
言語 jpn
キーワード
主題Scheme Other
主題 生命の輪
キーワード
主題Scheme Other
主題 死の教育
キーワード
主題Scheme Other
主題 ロレンス
キーワード
主題Scheme Other
主題 「エトルリアの遺跡」
キーワード
主題Scheme Other
主題 死生観
キーワード
主題Scheme Other
主題 表層
キーワード
主題Scheme Other
主題 深層
キーワード
主題Scheme Other
主題 「深みの想像力」
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
著者 田部井, 世志子

× 田部井, 世志子

WEKO 280

ja 田部井, 世志子

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 人間はパスカルがいうように否応なしに死刑囚の状況を背負わされている。しかし、とりわけ「死の現実性」を社会のあらゆる所から覆い隠そうとする企図が支配する現代社会において、大抵の人間は日常の営みに忙殺され、それを意識することはほとんどない。そういう意味でも、生について真摯に考えるためには、今、むしろ死の教育が必要だといえるだろう。D・H・ロレンスといえば一般的には性あるいは生に根差し、生命力を謳歌した作家・詩人ということで知られている。生に徹底的にこだわったロレンスであるが、彼が死とどのようにかかわったのかという問題については、従来、批評家が殊更関心を示すことはなかった。そこで本論では、まず、ロレンスが若い頃から、とりわけ後半生において、生のみならず「至上の超越者」ともいうべき死にいかに取り憑かれ、死の問題と対峙してきたかをざっと見ていき、彼が死に対する想いをどのように表現しているのかを、主に中・後期の随筆等を中心に検証する。その過程を通じて、エトルリアの遺跡巡りがロレンスの死生観に与えた影響がいかに大きかったかが明らかとなるだろう。本稿の目的は、これらの作業を通じて、「生命の司祭」としてのロレンスの一般的なイメージを大きく覆すと同時に、生命の充実や謳歌には、死との対峙、その理解と受容がなくてはならないという人間の真実に改めて目を向けることにある。
書誌情報 北九州市立大学文学部紀要
en : Journal of the Faculty of Humanities, the University of Kitakyushu

号 80, p. 1-25, 発行日 2011-03
出版者
出版者 北九州市立大学文学部
ISSN
収録物識別子タイプ PISSN
収録物識別子 13470728
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AA11578223
論文ID(NAID)
内容記述タイプ Other
内容記述 40018914413
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Ver.1 2023-06-19 08:22:22.038878
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